こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

映画タ〜ハ行

パッセンジャー

※過去にTwitterで呟いた感想に加筆したもの。 地球から遠い別の星へ移住希望する乗客達を乗せて、広大な宇宙をひたすら進む大型宇宙船。目的の星まで120年を要する為に乗客とクルー全員をコールドスリープさせていたが、あるアクシデントで1人の男性客が目覚…

沈黙‐サイレンス‐のネタばれ感想

(以前Twitterで呟いたものをブログ用に書き直したもの) 遠藤周作さんの代表作のひとつとして知られる「沈黙」。 私はまだ読んだことがないし、キリスト教についての知識も無いため、今回の感想は知る人が読んだら的外れと感じるかもしれないのですが、それ…

フランドル

今から10年くらい前に一度だけ観たんだけど、「よく分からない映画」というのが正直な感想でした。 なんというか、ヒロインの思考と存在意義が謎過ぎて。 基本的に、戦場での「あるある」事例の総集編のようなお話なんだけど、その一方でヒロインが、主人公…

猫侍2の映画が観たい

今回はドラマ版の続きなのか、前作映画版の続きなのか気になる。 ところで北村一輝さんを初めて知ったのは「奇跡の人」で、その後も「ボーダー」や「コワイ童話」なんかで目に付くようになってたんだけど(ちなみに「コワイ童話」は栗山千明さんを初めて知っ…

127時間

アーロン・ラルストンさんという方の実体験映画。 観終わった後は、「『生きたい』と思うことは素晴らしいな~♪」という清々しい気持ちにさせられますが、そこへ至るまでに「痛い痛い痛いっ!!!」と目を逸らしたくなるような苦痛も目にしなければなりませ…

ネイチャー

今日は母の日!! ということで、母と一緒に映画館で観てきました。 私はもともと字幕派なんですが、目の悪い母には読み辛いだろうということで 3D効果もある吹き替え版を選択。 鑑賞が終わり、映画館から出てきた親子は…。 しばらく無言でした。 いや、何と…

ツォツィ

観始めたときは、悪に染まりきったギャングの少年ツォツィが、赤ん坊を拾ったことで昔の純な心を取り戻し、過去の贖罪をしていくという、王道的な不良の更生物語だと思ってたんだけど…。 見終わると、これって心優しき少年ツォツィが、完全なワルになりきろ…

パラノーマル・アクティビティ

同棲ほやほやのカップルが怪異に巻き込まれる記録をビデオで撮った話。 家で観るより暗い映画館で観るのがふさわしい映画だなと思いました。 私は自宅で昼間に観たので(怖がりだから)、割と驚かされずに観れたんですけど。 話の内容は、「何か」に魅入られ…

2012

マヤ歴の終末日が天変地異による世界の終末を予言していたものだとしたら? という説を映像化した映画です。 天変地異の演出は大迫力の一言。 世界中で次から次へと起こる地震や津波に、人間という存在は地球にとって特別なものでは無いという事実をつきつけ…

28日後

(過去にサイトに載せたものその2) ひとつひとつのエピソードは良いと思うんですけど、それらを繋ぐ話の運び方がちょっと。 この映画のつくりって、FFに近いかも。 独立したエピソード達を上手く繋げられなくて、その結果、演出不足な部分がたくさん生じ…

墨攻

なんだか妙にスケール感に欠けてたような。 大勢の兵士達や城下の民達がたくさんいたのにも関わらず、あの箱庭的な世界観はなんだったんだろう。 本来なら遠景のシーンで舞台の壮大さが伝わるはずなのに、この映画の場合はそれが仇となってる感じ。 閑散とし…

パフューム~ある人殺しの物語~

「匂い」に関して凄まじい才能を持った主人公グルヌイユ が、「永遠に消えない匂い」を作り出す方法を求めて あんなことしたりこんなことしたりする物語。 「香り」が主題となるこの映画は、様々な匂いを映像と音楽で伝わるようにしてるらしいのですが 悲し…

ベオウルフ/呪われし勇者

北欧の神話をリアルな3Dアニメで表現した映画で、アンソニー・ホプキンスやアンジェリーナ・ジョリーなど 有名な俳優がそのままの容姿で出演しています。 映像は時々CG臭さが目に付くことがあるのですが、全体的に見ればかなり実写に近い仕上がりだと思…

フレイルティ 妄執

雨が降る夜、神の手連続殺人事件の対応に追われている警察署に「フェントン」と名乗る男が現れた。 彼は神の手の犯人が弟のアダムであると告げると、半信半疑の刑事に忌まわしい過去を 静かに話し始めた。 「天使の啓示」を受けて「悪魔」を「滅ぼす」父の使…

僕はラジオ

悪くはなかったんだけど…。 その場のノリだけで話を展開させていったような印象を受けました。 なんというか、ひとつひとつのエピソードに重みを感じられない。 事実を再現した物語だから、話の筋が場当たり的な印象になるのは仕方ないのかもしれないけど、…

ブラック・スワン

山岸涼子漫画じゃなくて映画のほうの(笑) 久々に映画観た。 DVDで。 観る前の印象では、ニナが黒鳥のプレッシャーから徐々に 狂気に取り込まれていくサスペンスなのかなーと思ってた。 でもその割には、何故か電車で会ったことのないリリを気にしたりと 主役…

28週間後…

「28日後…」の続編。 今回は、高校生の女の子と小学生の男の子の二人姉弟が主人公です。 前作は主人公が自己中なだけで、それ以外の人物はまともな人達だったのですが、今作は登場人物全員が自己中でした。 しかも軽率っぷりがグレードアップ。 あえて主人…

ハリー・ポッター

映画の感想というより雑感かな。 先日、仲良くしてるメンバーと一緒に、レイトショーでハリー・ポッターの最新作を観た。 謎のプリンスとかいうの。 ハリポタに関しては、約10年前に最初の本を簡単に目を通した程度で、今回初めてまともに触れる機会をもっ…

ドット・ジ・アイ

スペインから来た自由奔放な女性カルメンは、金持ちで誠実な恋人バーナビーからプロポーズされ、快く受け入れた。 ある夜、レストランで女友達と独身最後のパーティを楽しんでいたのだが、余興で「店内で一番の美男子とキスをする」というルールに従って、カ…

ナイト・ウォッチ

う〜ん、なんて言えばいいんだろう。 光と闇の監視人を中心に繰り広げられるストーリーは割と良さそうなんだけど、演出のおかげで随分と損をしてる映画…なのかな。 いや、実際は世界的に評判良かったらしいから的外れな感想なんだろうけど。 正直に言うと、…

トランスフォーマー

トランスフォーマーがとうとうハリウッドで実写映画化。 あー、懐かしい。 ガンダムやエヴァといったロボットアニメには興味ない私も、トランスフォーマーはいつも楽しみにしてたなー。 もう内容ほとんど忘れちゃったけど、普通の乗用車や作業車がガシガシ変…

ブロークバック・マウンテン

「クラッシュ」とアカデミー賞争いをした作品。 選ばれたのは「クラッシュ」の方でしたが、それでも傑作と名高い映画。 男同士の愛の歴史を綴るこの物語は、観た人に様々な感想を抱かせると思います。 で、私の感想はというと。 阿呆か、こいつら。あああ石…

ぼくは怖くない

本でも映画でも、タイトルに惹かれて衝動買いをしてしまうということが誰にでもあると思います。その作品が当たりか外れかはまた別問題ですが、心の琴線に触れる魅力的なタイトルというものはちゃんと存在するものです。 私にとっての「ぼくは怖くない」も、…

ディック&ジェーン

往年の名作をリメイクした作品らしいです。 ここ最近、「マジェスティック」や「エターナル・サンシャイン」など、真面目な役柄でしか見かけなかったジム・キャリーのハジケっぷりに、久しぶりに笑わせてもらいました。 シリアスな映画もいいけど、あのぐり…

ヒストリー・オブ・バイオレンス

暴力沙汰を嫌う平和な町でダイナーを営むトム・ストールは、愛する妻と子供2人を家族に持つ、温和で良識的な人物。 ある日、店に押し入った強盗達を鮮やかな身のこなしで殺してしまったトムは、一躍町のヒーローとなる。 その出来事があらゆるメディアで報…

バイバイ、ママ

少女時代に両親から充分な愛を得られなかったエミリーは、自分だけを見つめてくれる存在の「子供」が欲しいと考えるようになり、あらゆる手を使ってシング ルマザーとなるんですが、息子のポールへの愛情はどの母親よりも深く、「あー泣き声がうるさくて眠れ…

ファイナルファンタジー

やっぱりキャラクターをリアルにするのなら、ストーリーも演出もそれだけリアルにしなきゃダメだよねえ…と、しみじみ思った映画。 リアルな設定とアニメチックな設定のバランスが取れてなかったと思います。 最初はCGで表現された超リアルな人間と背景に素…

ブラウン・バニー

虚ろな目でバイクを飛ばす大好きな人の姿をひたすら眺めたり、哀しげな目で車を運転する大好きな人の横顔をじっと見つめたり、ぽっかり空いた心で女性達との触れ合いを繰り返す大好きな人の刹那的な行動を静かに見守ったりするのは、大変だけど苦痛じゃない…

チョコレート

とことん哀しい映画です、これ。 だって主要人物達が、最後まで空虚な心のまんまなんだもの。 父バックの歪んだ強者崇拝と露骨な人種差別を目の当たりにしても、反抗せず彼の言うとおりに行動してきたハンク。 危険な思想を剥き出しにする祖父と、それに素直…

パニッシャー

アメコミヒーローの映画はあまり観たことがありません。 あるとしても、バットマンとスーパーマンくらい。 当然コミックの方もまともに読んだとはありません。(絵柄は好きなんだけど、買う機会が…) なので、これがアメコミのファンにどのように受け入れら…