こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

映画マ〜ワ行

ロッキー1の再観賞で新たに気付いたこと その2(エイドリアンについて)

今日は、前回の感想で書き忘れた部分をちょろっと書きなぐり。追記しようかと思ったけど、新記事として書きます。 今回の観賞で、実は他にも気付いたことがあります。 それは、エイドリアンの極度な引っ込み思案の理由がちゃんと描かれていたこと。 今さら気…

ロッキー1 の再観賞で新たに思ったこと その1

最近、ロッキー1 を再観賞して今更ながら気付いたことが。 ロッキーって、下品な事を決して口にしないキャラクターだったんですね。 ポーリーやガッツォの部下はその類の台詞を発するんだけど、ロッキーはそれに一切乗らないようにしてたのが印象的でした。 …

レギオン の感想。

人に何度も裏切られてきた神は、ついに人類を滅ぼす決断を下した。全ての天使がそれに従う中、ミカエルだけは命令に背いて天使の翼を切り落とし、人類の救世主となる赤子を守る為、行動を開始する。 一方、アメリカのモハベ砂漠のダイナーでは、オーナーのボ…

マッドマックス 怒りのデス・ロード の感想

やっと観ました、マッド・マックス2のリメイク版。1はなかったことにされてるのかと思いきや、元警察官という設定をしっかり拾ってて、ちょっと笑ってしまった。 ストーリーは…正直に言うと特筆するものが無かったのですが、これはまあ原作でも同じような…

妖怪道士 の感想。

私が物心ついた頃に観た、香港のホラーコメディカンフー映画。個人的に思い入れのある映画のひとつであります。 VHSパッケージがオドロオドロしい雰囲気のイラストだったので、観る前は少し怖気づいてたのですが、ビデオを再生すると「テンポのいい展開」「…

ライフ の感想

ネタばれ感想。 火星探査機が採取した土をISSで調べたら、単細胞の生物を発見。初の地球生命体を確認したことで、ISSのクルーも地球の皆さんも大喜び。その記念として、生命体は「カルビン」と名付けられました。カルビンはすくすくと育ち、ついには生物学者…

ラ・ラ・ランドのネタバレ感想

即席の絵をぺたり。 主人公のミアは、バイトをしながら女優になる夢を追うも、オーディションで落とされる日々を送る女性。そしてセブは、自分の店をかまえて大好きなジャズを弾き客と盛り上がりたいという夢を持つ男性。 その二人が高速道路ですれ違い、そ…

ミッション8ミニッツ

「時間軸を扱ったSF映画」と言っちゃえば、カンの良い人は結末がすぐに分かっちゃうかも。 有名なシュレディンガーの猫みたいなお話でした(たとえが違うかな) 面白かったことは面白かったんですけど、なんか腑に落ちないことが。 主人公に体を乗っ取られた人…

私が北野武の映画で好きなとこ

以前、会社の人と北野映画の話でそこそこ(?)盛り上がった時、その人はこう言いました。 「北野映画って、話が深いよね」 私はそれを聞いて、首を傾げてこう答えてしまいました。 「北野映画は薄っぺらだと思います」 誤解の無いように言うと、私は北野映画が…

ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル

やっと見れたー。 このシリーズ、毎回イーサンとヒロインとのイチャイチャぶりを「だるいな~」と思いながら観てたけど、今回はヒロイン的な女性と恋愛関係にならず最後までチームとして接していたので、物語もスッキりビシっと引き締まったように思いました…

ロッキー

(過去サイトに載せたもの) 熱いスポ根映画と言われて真っ先に思い浮かべるのがコレ。 後に5(現在は6?)まで作られる人気シリーズとなる作品で、テーマソングは有名すぎるほどに有名です。 ボクシングに情熱を掛けた妻子持ちの男の話。 私の「ロッキー」の印…

ユージュアル・サスペクツ

(過去サイトに載せたもの) この映画は、ラストまで観ないと面白さが解らないと思います。 はっきり言って私は、終盤でストーリーが加速するまでずーっとあくびを噛み殺してました。展開があまりにも味気ないんですよ。 きっとミステリー好きな人はそんな味…

ランド・オブ・ザ・デッド

私、基本的にスプラッタ系は苦手です。 というのも、まだ物心付いたばかりの頃に初めて観たホラー映画がデロデロ~ンなゾンビ物で、幼い私に大きなトラウマを残したからなのです。 その映画の名は、この映画の監督が撮った「死霊のえじき」。 クライマックス…

羅生門

黒澤明の名前が初めて世界に轟いたと言われる作品。 芥川龍之介の作品を元にしていて、舞台設定は「羅生門」を、登場人物とエピソードは「藪の中」を使っています。 四人の男と一人の女の証言を基にして紡がれるエピソードは、主観と嘘の交錯を分かり易く描…

善き人のためのソナタ

ベルリンの壁によりドイツが東西に分かれていた頃、東ではドイツ社会主義統一党が独裁を敷き、シュタージ(国家保安省)が反体制に目を光らせていた。 そんなシュタージの忠実な局員であるヴィースラー大尉は、舞台演出家のドライマンとその恋人の女優クリス…

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

原作は世界でベストセラーの児童文学だそうです。 端的に言うと、火事で両親を亡くした3人姉弟が、財産目当てのオラフ伯爵により 行く先々で不幸に見舞われるお話。 ストーリーとキャラクターは可でもなく不可でもなく…なんだけど、物語に倦怠感が 漂い始め…

マン・オン・ザ・ムーン感想(仮)←?

ジム・キャリー主演の「マン・オブ・ザ・ムーン」。 これを観たら、なんとなく彼の顔を描きたくなっちゃいました。 普段のコメディ映画のように「うにょーん」と伸びる顔芸を披露することはほとんどありませんが、それでもやっぱり魅力的な表情をしてくれま…

マジェスティック

ネタバレ感想です。 これは…ちょっと。 今の私には、心の底から理解するのは難しいかも。 ピーターはアデルの言葉とルークの手紙で審問会で戦うことを選び、それが町の人たちの心を揺り動かして、最後はピーターを「ローソンの息子」と受け入れる…。 良いお…

ミリオンダラー・ベイビー

クリント・イーストウッド監督の凄さを初めて知った映画。 そしてアメリカを少しだけ見直したものでもあります。 この映画を一言で表現すると、「優しい」ですね。 物語の視点が、とても暖かい。 優しくて暖かいといっても、たまたまTVでクローズアップさ…

ミート・ザ・ペアレンツ2

今回はグレッグの実家が舞台。 前回では孤立無援だったグレッグも、今回は強力な(?)援護射撃をしてくれる両親がいます。 元弁護士で専業主夫の父バーニー・フォッカーと、性生活カウンセラーの母ロズ。 この両親がこれまたグレッグを越えるトラブルメーカ…

マグノリア

うーん、ちょっとだけ人間模様の視点が狭い気がする。 狭い視野の中で登場人物がキツキツになりながら行動してるようで、見てて窮屈に感じるんです。 偉そうに言ってしまうと、この監督ってエキセントリックな主人公達だけに注目してて、それ以外の脇役やエ…

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ストーリーは魅力的。 一時ダルイ流れはあるものの、映画の中で扱っている素材がけっこう魅力的なので、それに牽引されてラストまで見ちゃう感じ。 携帯から流れた声はなんだったのか、赤ん坊を抱いた女は何者なのか、マーコットという地名は何なのか、黒い…

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意味ありげな題名と予告編に、見事騙されました。 サイレントヒルのようなホラーなのかと思ったら、思いっきりバイオハザード系。 ストーリーも前半は結構盛り上がってたのに、追跡者が正体を現してから一気に下降。 まるでフロムダスクのようなギャップでし…

RIZE <ライズ>

劣悪な環境の中で積もっていく負の感情。 それを暴力によって発散させるか、ダンスという感情表現でアートに昇華させるか。 そんな問いが、この映画の中で何度も出てきました。 私、今年に入ってからようやく解ったことがあったんです。 辛い時、悲しい時、…