7年前に海王星付近で消息を絶ったイベント・ホライゾン号。
その船の存在が突然確認されたので、生存者の確保と調査の為に救助船のルイス&クラーク号が向かうのですが、そこでクルー達はそれぞれ不可思議な体験をすることになります。
そんな中で見つけた、7年前の真相が映し出された映像は、想像を絶するもので…。
バイオハザードのポール・アンダーソン監督にマトリックスのローレンス・フィッシュバーン、そしてオーメ…ジュラシック・パークのサム・ニールが揃った、B級なのに妙に豪華な映画。
てっきりイベント・ホライゾン号のコアが意思を持ち、人間に幻覚を見せてるというありふれたSFネタかと思いきや、ヘル・レイザーよりのホラー展開を見せ付けられ、唖然。
でも宇宙船のコアを題材にしてSFやられるよりは、こっちの方がずっと好みだったりして(笑
SF方面を期待しすぎると裏切られるかもしれませんが、何も考えずにボーっと観てると結構楽しめるホラー映画だと思います。
宇宙の果ての向こう側には何があるか。
私はそう考えるとあまりの途方の無さを感じるから、もう向こう側に神々の世界が存在してもおかしくないだろうと思っちゃう。
だからこの映画の設定も、結構すんなり納得できたんだよね。(この映画の場合は神々の世界ではないけど。)
しかし監督、この映画やザ・ダークといった独特の世界観も撮れるんなら、「バイオハザード」でもこのノリとグロさで突っ走ればよかったのに。
まあ、私的にはあれでも十分楽しめたんだけど。