こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

ジャーヘッド

 アメリカの海兵隊が、どうやって士気を揚げて戦争に向かうのかが垣間見れた映画です。


俺達は正義の味方。敵は悪。だから悪であるイラク人を殺すことは誇りになる。


いきなりそんなことを言われれば「はあ?」と首を傾げてしまうものですが、

そういう思考にならざるを得ないような心理状態に兵士達を誘導していくんです。


例えその理屈に疑問があっても、暗い過去を誉れで塗り変えたい元犯罪者や、あるいは戦地に赴くのが怖くて躊躇している者にとっては、それが一番の精神鼓舞となることが分かってるから、あえて自分から積極的に危険思想を受け入れようとする感じ。


でも戦争が身近にある国なら、どこの軍でも同じような心理誘導をしてるのかな、と思いました。

 

関係ないけど、彼らの恋人達は、いくらなんでも移り気過ぎだと思います。