『屍剣士団』読んだ。
京也もさやかもお互い恋人同士で付き合っていると自覚してて、他人にもはっきりそう言えるようになってて驚いた。
二人の距離感は今回が一番良いかも。
「…あれ?良美ちゃんの出番もう終わり?」という物足りなさはあるけど、全体的にまとまってて面白かったです。
一時期の魔界都市<新宿>シリーズのグダグダから持ち直した感じ。
前作までは、京也が世界を救うパターンが何度も繰り返されたせいで、京也好きの私でも「さすがにやり過ぎ」と思ってたけど、今回は話と敵がスケールダウンしてたので安心。
次も、これくらいかそれより下くらいのスケールであってほしい。
Dや大ちゃんとか、他の菊地作品の主人公と違って、京也はあくまでも普通の高校生、大学生を貫いてるしね。
でも、メフィストがあんまり絡んでこなかったのが、ちょっと残念かな。
そしてさやかがとうとうお姫様カットになってたので、笑ってしまいました。
いや、可愛いんだけど、彼女の外見と性格を直球で表しすぎてて。
関係ないけど、『ウエスタン忍風帳』の表紙見て「これはウエスタン武芸帳の続編!?」
とドキドキしたけど、違った。
私のワクワク感返して。