私、基本的にスプラッタ系は苦手です。
というのも、まだ物心付いたばかりの頃に初めて観たホラー映画がデロデロ~ンなゾンビ物で、幼い私に大きなトラウマを残したからなのです。
その映画の名は、この映画の監督が撮った「死霊のえじき」。
クライマックスからラストは今でも覚えてます。
ゾンビがお世話になった博士?の仇に拳銃でパーンって胴体ブチーって手を掴まれて目が覚めてああああああ。(意味不明)
家族がグログロなホラー好きだったため、この後も色々なトラウマ物の映画を観る羽目になり、ますますスプラッタ系統が苦手になった私。
しかし、その一方で興味もあるという、相反する感情もありまして。
それなら残酷シーンが出たら即目を逸らせばいいと考えて、今回のランド・オブ・ザ・デッドを観てみたわけです。
で、感想なんですが、昔と比べると残酷シーンが随分ソフトになっていますね。
「死霊のえじき」はゾンビが人間を食べるシーンをねちねちと見せ付けてたけど、今回はそういうシーンを極力見せずに影や一コマで描写してます。
だからビビリの私でも最後まで目を逸らさずに観ることができました。
…それでも十分ビビりましたけど。
怖さもグロさも普通程度だったので(主観ですが、CUBEやSAWと同程度)、ホラーが苦手な人でも割と最後まで見ることができると思います。
にしても、デニス・ホッパー、なんだかすっかりおじいちゃんだった…時の流れってすごいんだなあ。