こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

墨攻

なんだか妙にスケール感に欠けてたような。 大勢の兵士達や城下の民達がたくさんいたのにも関わらず、あの箱庭的な世界観はなんだったんだろう。 本来なら遠景のシーンで舞台の壮大さが伝わるはずなのに、この映画の場合はそれが仇となってる感じ。 閑散とし…

パフューム~ある人殺しの物語~

「匂い」に関して凄まじい才能を持った主人公グルヌイユ が、「永遠に消えない匂い」を作り出す方法を求めて あんなことしたりこんなことしたりする物語。 「香り」が主題となるこの映画は、様々な匂いを映像と音楽で伝わるようにしてるらしいのですが 悲し…

ベオウルフ/呪われし勇者

北欧の神話をリアルな3Dアニメで表現した映画で、アンソニー・ホプキンスやアンジェリーナ・ジョリーなど 有名な俳優がそのままの容姿で出演しています。 映像は時々CG臭さが目に付くことがあるのですが、全体的に見ればかなり実写に近い仕上がりだと思…

ランド・オブ・ザ・デッド

私、基本的にスプラッタ系は苦手です。 というのも、まだ物心付いたばかりの頃に初めて観たホラー映画がデロデロ~ンなゾンビ物で、幼い私に大きなトラウマを残したからなのです。 その映画の名は、この映画の監督が撮った「死霊のえじき」。 クライマックス…

呪怨(ハリウッドリメイク版)

怖さを追求した分なのか、ストーリーテンポはあまりよくなかった気がしました。 ひとつひとつのハイライトを繋げて物語にした感じ。 個人的に観た後はあんまり印象に残らない映画でした。 もうちょっとテンポをスムーズにして欲しかったな。 …でも日本版を観…

フレイルティ 妄執

雨が降る夜、神の手連続殺人事件の対応に追われている警察署に「フェントン」と名乗る男が現れた。 彼は神の手の犯人が弟のアダムであると告げると、半信半疑の刑事に忌まわしい過去を 静かに話し始めた。 「天使の啓示」を受けて「悪魔」を「滅ぼす」父の使…

世界最速のインディアン

一人暮らしの風変わりな老人バート・マンローは、若い頃からずっと抱いていた夢を実現させようとしていた。 それは、アメリカの塩平原で行われる大会で、愛機のインディアン号と極限のスピードに挑むこと。 年齢的にも経済的にも難しい夢ではあったものの、…

僕はラジオ

悪くはなかったんだけど…。 その場のノリだけで話を展開させていったような印象を受けました。 なんというか、ひとつひとつのエピソードに重みを感じられない。 事実を再現した物語だから、話の筋が場当たり的な印象になるのは仕方ないのかもしれないけど、…

動物の色彩センスって

人間と同じなのかなあ。 クジャクとか色彩が派手なほうがモテるっていうけど 人間が見ても孔雀の羽根の色は綺麗。

羅生門

黒澤明の名前が初めて世界に轟いたと言われる作品。 芥川龍之介の作品を元にしていて、舞台設定は「羅生門」を、登場人物とエピソードは「藪の中」を使っています。 四人の男と一人の女の証言を基にして紡がれるエピソードは、主観と嘘の交錯を分かり易く描…

30デイズ・ナイト

30日間夜の続く極寒の町に吸血鬼達がやって来て大騒ぎな話。 途中までは割と良かったけど、クライマックスの主人公の行動は「え”」って感じでした。 奥さんと子供を助けるためとはいえ、何もそこまでせんでもと思っちゃう。 それで吸血鬼達をせん滅できたわ…

ブラック・スワン

山岸涼子漫画じゃなくて映画のほうの(笑) 久々に映画観た。 DVDで。 観る前の印象では、ニナが黒鳥のプレッシャーから徐々に 狂気に取り込まれていくサスペンスなのかなーと思ってた。 でもその割には、何故か電車で会ったことのないリリを気にしたりと 主役…