こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

パラノーマル・アクティビティ

同棲ほやほやのカップルが怪異に巻き込まれる記録をビデオで撮った話。 家で観るより暗い映画館で観るのがふさわしい映画だなと思いました。 私は自宅で昼間に観たので(怖がりだから)、割と驚かされずに観れたんですけど。 話の内容は、「何か」に魅入られ…

2012

マヤ歴の終末日が天変地異による世界の終末を予言していたものだとしたら? という説を映像化した映画です。 天変地異の演出は大迫力の一言。 世界中で次から次へと起こる地震や津波に、人間という存在は地球にとって特別なものでは無いという事実をつきつけ…

ザ・ライト -エクソシストの真実-

神学校に進学したにも関わらず信仰心を持てずにいたマイケルは、バチカンに派遣されエクソシスト養成講座を受けることになる。 それでも未知の存在を信じきれない彼に、講師のザビエル神父は有名なエクソシストであるルーカス神父を紹介する。 彼の悪魔祓い…

バハムートラグーン

ドラゴン育成が楽しいシミュレーションRPGで、初心者にも易しい作りになっており、サクサクと進めることができる快適なゲーム。 なんですが、その反面、ストーリーは非常に不愉快な作りになっています。 主人公のビュウがヒロインであるヨヨ姫に振られる…

On the Way to a Smile のティファの気持ち

最近FF7のプロローグ小説を数年ぶりに読み返して、やっとティファ編の言いたいことが分かった気がする。 ティファは単純にクラウドと夫婦になることを望んでたのね。 夫婦になること=悩みも苦労も一緒に分かち合って隠し事をしない ていうのがティファの結…

FF6

(過去サイトに載せてたもの) 初めてやったFFがこれでした。 それまでのFFは世界観が好みではなくて敬遠していたんですが、6の場合は一応自分の許容範囲には入ってたので(ギリギリでしたが)、評判は良いみたいだからやってみようと買うのを決意。 プ…

オーケストラ!

かつてソ連でマエストロと呼ばれていたアンドレイは、今やボリジョイ劇場の掃除夫として生計を立てていた。 30年前に失脚して以来、ずっと指揮者として復活を切望しているアンドレイ。 その彼が、劇場オーナーに届いたフランスからの依頼FAXを見て、自分…

SAW

えーと、この映画の感想は。 パパは家族想いだなあ。 の一言に尽きる気が。 だって、序盤は異様な環境状態に置かれてるにも関わらず冷静だったパパが、妻と娘の危機が近づくにつれて取り乱していくんですもん。 苛立ちで相手に八つ当たりしたり、駄々っ子の…

ロッキー

(過去サイトに載せたもの) 熱いスポ根映画と言われて真っ先に思い浮かべるのがコレ。 後に5(現在は6?)まで作られる人気シリーズとなる作品で、テーマソングは有名すぎるほどに有名です。 ボクシングに情熱を掛けた妻子持ちの男の話。 私の「ロッキー」の印…

サラダの国のトマト姫

悪い大王に攫われたお姫様を勇者が助けに行く。 この設定なら一昔どころか二昔前でも「古~」と言われかねません。 が。 主人公はきゅうり、お供は柿、お姫様はトマト、悪い大王はかぼちゃ。 という、登場人物(?)がほぼ野菜と果物であるという世界観は、…

天上の虹の感想

(過去サイトに載せてた感想) 持統天皇の人生を描いた長編漫画。今でも連載は続いてます(よね?) 主人公が女性だからか、昼ドラマ張りの愛憎劇が展開されたりと、やたらと「愛」が連呼されますが、いいお話だと思います。 この漫画を読むまで、持統天皇の描…

ユージュアル・サスペクツ

(過去サイトに載せたもの) この映画は、ラストまで観ないと面白さが解らないと思います。 はっきり言って私は、終盤でストーリーが加速するまでずーっとあくびを噛み殺してました。展開があまりにも味気ないんですよ。 きっとミステリー好きな人はそんな味…

英国王のスピーチ

現エリザベス女王の父ジョージ6世が、平民のセラピストと共に吃音症を克服すべく奮闘するお話。 平民だろうと王族だろうと、困難に立ち向かい努力する姿の美しさは、変わらない。 難しいことにチャレンジしたり克服する物語って、大きな勇気を貰えますね。 …

日出処の天子

(過去サイトに載せたものその4) 略して「処天」。 聖徳太子の若き頃を描いた名作です。 が。 普通の伝記漫画だと思って読んでしまうと、剣山で頭を殴られるほどに痛い目を見ます。 一体何が他の伝記漫画と違うのかというと。 聖徳太子がゲイなのです。 しか…

生きてこそ

(過去に載せてたものその3) 実際にあった飛行機墜落事件を映画化したものです。 墜落したアンデス山脈で、72日を過ぎてやっと救護された生存者達。 雪に囲まれた山脈に放置され、食料もほんのわずかしかなかった彼らがこの2ヶ月以上の間、どうやって生き延…

ジャーヘッド

アメリカの海兵隊が、どうやって士気を揚げて戦争に向かうのかが垣間見れた映画です。 俺達は正義の味方。敵は悪。だから悪であるイラク人を殺すことは誇りになる。 いきなりそんなことを言われれば「はあ?」と首を傾げてしまうものですが、 そういう思考に…

28日後

(過去にサイトに載せたものその2) ひとつひとつのエピソードは良いと思うんですけど、それらを繋ぐ話の運び方がちょっと。 この映画のつくりって、FFに近いかも。 独立したエピソード達を上手く繋げられなくて、その結果、演出不足な部分がたくさん生じ…

エクスペンダブルズ

かつての(現役も)アクションスター達が終結した豪華アクション映画。 豪華すぎるもんだから、最初の10分間くらいは誰が準主役なのかよく分からなかったくらい (主役は観る前から検討ついてた) ストーリーは可もなく不可もなく、アクションも見せ場がたく…

エンド・オブ・デイズ

(過去にサイトで載せてた感想その1) 周りの評判がすこぶる悪くて、「好きだ~v」と公言できないものってのもありますよね。 自分の場合、映画では「エンド・オブ・デイズ」………ああ、引かないで~(涙 別に大好き!と言う程のものではないんですけど、あの映…

テルマエ・ロマエ

5巻読んだけど、あの展開とあとがきからして、次巻が最終回になるのかなー。 そうだとすれば、コミックスとしては人気の割に早い完結だと思うけど 古代ローマ人が現代日本で風呂の影響受けまくるという題材で、しかも一話完結型の漫画だと考えれば むしろよ…

墨攻

なんだか妙にスケール感に欠けてたような。 大勢の兵士達や城下の民達がたくさんいたのにも関わらず、あの箱庭的な世界観はなんだったんだろう。 本来なら遠景のシーンで舞台の壮大さが伝わるはずなのに、この映画の場合はそれが仇となってる感じ。 閑散とし…

パフューム~ある人殺しの物語~

「匂い」に関して凄まじい才能を持った主人公グルヌイユ が、「永遠に消えない匂い」を作り出す方法を求めて あんなことしたりこんなことしたりする物語。 「香り」が主題となるこの映画は、様々な匂いを映像と音楽で伝わるようにしてるらしいのですが 悲し…

ベオウルフ/呪われし勇者

北欧の神話をリアルな3Dアニメで表現した映画で、アンソニー・ホプキンスやアンジェリーナ・ジョリーなど 有名な俳優がそのままの容姿で出演しています。 映像は時々CG臭さが目に付くことがあるのですが、全体的に見ればかなり実写に近い仕上がりだと思…

ランド・オブ・ザ・デッド

私、基本的にスプラッタ系は苦手です。 というのも、まだ物心付いたばかりの頃に初めて観たホラー映画がデロデロ~ンなゾンビ物で、幼い私に大きなトラウマを残したからなのです。 その映画の名は、この映画の監督が撮った「死霊のえじき」。 クライマックス…

呪怨(ハリウッドリメイク版)

怖さを追求した分なのか、ストーリーテンポはあまりよくなかった気がしました。 ひとつひとつのハイライトを繋げて物語にした感じ。 個人的に観た後はあんまり印象に残らない映画でした。 もうちょっとテンポをスムーズにして欲しかったな。 …でも日本版を観…

フレイルティ 妄執

雨が降る夜、神の手連続殺人事件の対応に追われている警察署に「フェントン」と名乗る男が現れた。 彼は神の手の犯人が弟のアダムであると告げると、半信半疑の刑事に忌まわしい過去を 静かに話し始めた。 「天使の啓示」を受けて「悪魔」を「滅ぼす」父の使…

世界最速のインディアン

一人暮らしの風変わりな老人バート・マンローは、若い頃からずっと抱いていた夢を実現させようとしていた。 それは、アメリカの塩平原で行われる大会で、愛機のインディアン号と極限のスピードに挑むこと。 年齢的にも経済的にも難しい夢ではあったものの、…

僕はラジオ

悪くはなかったんだけど…。 その場のノリだけで話を展開させていったような印象を受けました。 なんというか、ひとつひとつのエピソードに重みを感じられない。 事実を再現した物語だから、話の筋が場当たり的な印象になるのは仕方ないのかもしれないけど、…

動物の色彩センスって

人間と同じなのかなあ。 クジャクとか色彩が派手なほうがモテるっていうけど 人間が見ても孔雀の羽根の色は綺麗。

羅生門

黒澤明の名前が初めて世界に轟いたと言われる作品。 芥川龍之介の作品を元にしていて、舞台設定は「羅生門」を、登場人物とエピソードは「藪の中」を使っています。 四人の男と一人の女の証言を基にして紡がれるエピソードは、主観と嘘の交錯を分かり易く描…