くそ真面目なガイドナレーションと陰鬱ロボットの呟きがステキな映画(笑
クジラさんとペチュニアさんのそれぞれの人生観もグッド。
地球最後の男に銀河ヒッチハイクガイドの編集員、無責任大統領も良い味出してます。
最初から最後までコテコテのSFコメディなんだけど、根底にある設定は結構深い。
けど、それを観る者に「気付いて気付いて!」と強要はせず
「別に深く考える必要はない。ただこのオバカな連中と世界観を楽しんでちょーだい」
とのほほ〜んと構えてる感じです。
ラストの地球の謎が解明されて再び始動するところは感動もの。
最初と最後のイルカさんのシーンは、なんだか胸が熱くなりましたね。
歌と映像が凄く合っていて、自分の中でも最高潮に盛り上がったシーンでしたので。
そしてスタッフロールの合間のガイドにもくすりと笑わせていただきました。
私も彼らの仲間に入れてもらって一緒に銀河系を旅してみたいなあ。
…実は吹き替えで観たんだけど、英語版もああいうテンションなのかしら。