こつぶがゴロゴロ。

主にネタばれ感想を呟いてます。

サイレンやりたいよ〜、こんなにPS3を買いたいと思ったことはない

※熱が入ってるあまり、妄想混じりなので注意な感想です。

 SIREN NEW TRANSLATIONの公式サイトや情報を最近知って、久々にゲーム発売が

待ち遠しい気持ちになってます!

…いや、PS3購入は今のところ予定はないんですけど、でもお金に少しでも余裕ができたら

絶対買いたい!と思うほど、今回のサイレンの予告編に衝撃を受けました。

1の世界観と物語をアレンジした感じですね、今回の外伝(?)は。

赤い水に浸食された羽生蛇村は、前回よりもやや幻想的な雰囲気になっていて、屍人もちょっとゾンビ寄りだし、主要登場人物もほとんどがアメリカ人であるという、面白い設定。

それらの要素と独特の音楽と光と影の使い方を見て、すぐにサイレントヒルの1を思い出しました。

 やっぱり、サイレントヒルって2から別物になってたんだなあと、しみじみ思います。

2からのSHって、妙に世界観や怪物に芸術性だの人間のトラウマだのを追求するようになって、1にあった単純なゲームの面白さが無くなってるんですよねえ。

4では1を見直したのか、アクション性が上がっててカメラワークもグルグルしてたけど。

なので私の中では、名作と名高い2がシリーズ中で一番評価が低いわけです。(好きではあるんですけどね。話には感動したし)

個人的にはSHはアクション性も世界設定も音楽も原点回帰をして欲しいんだけど、今回のサイレンの予告編を見て、1の製作者が抜けたから2のようなテイストに変えざるをえなかったのかな?とも思ったり。

だって、サイレンの世界に外国人を入れただけでまんまサイレントヒルに見えるんだもの。

もし今のSHスタッフさんがサイレンの存在を見越してたんなら、人の心の闇の世界にベクトルを向けるのも分かる気がする。

おっと、話を戻して。

最初は「リメイクなのかな?」と思ったんですけど、製作者インタビューで「サイレンの話を聞いた人が

想像しながら作った物語」とあって、すごく納得しました。

ヒロインの名前が「美耶古」という、1作目の彼女とは微妙に違う漢字だったり、1,2よりもキャラ達の容姿が格段に良くなってたり(1.2の人たちも実際は美男美女ですが)、妙に芝居がかった言い方をするキャラが出てきたりするのは、テレビ番組の実話の再現ドラマで美男美女の俳優を起用して、演出にアレンジを加えながら演技させてるのと同じ感覚なのかも。

1の実話を現実世界でハリウッド映画化したのがSIREN NEW TRANSLATION、て感じかな?

これなら元々の1の主人公の恭也が、同じポジションのハワードにお株を奪われるという不快感もなく、素直に楽しめるだろうなと思います。

2の親切設計といい今回の1ファンの心情の考慮といい、サイレンのスタッフさんは本当に細かいところまで気を使ってるっぽいね。

1の時はなんて傲慢なゲームなんだろうと完全クリアを楽しみつつも憤慨してたけど、2でフィードバックの徹底さが表れていて、作品と製作陣を見る目が変わったことを思い出しました。

不満を言うとしたら、屍人かなあ。

なんか今回の屍人がゾンビっぽくなってるのは、目の焦点が合ってないとうか、主人公と視線を合わせずに攻撃するような屍人が多いからだと思う。

1の屍人は、ちゃんと主人公を力強く見据えながら襲ってきた記憶があるし。

それと、これは不満ではないけど、複数の視界ジャック。

今回のは私に使いこなせるだろうかとかなり不安です。

いくつもの映像とボタン操作に混乱しそう。

でも早く触ってみたい…。

買いたいなあ、PS3。

長々と妄想交じりの感想を言ってしまいましたが、それだけ今回のサイレンの予告編には色々刺激を受けてるってことで。

すいません。