DLC第一弾をクリアー!
今回も本編のときと同じく、考察もどきを交えた感想で。
空き瓶や電話、映画など、音や視覚で敵の注意を逸らせて逃げ回るところが特に。
武器も要所にある斧ぐらいで、一回使ったら終わりのシビアなもの。
しかもキッドは銃を携帯してる筈なのに、撃つ場面はたった一回だけという…。
だから、ゲーム中のほとんどは隠れて逃げ回って進むしかないです。
※ごめんなさい、2回目プレイ時でキッドが最初から銃を携帯してないことに、やっと気づきました。
キッドは、なんだかSIRENの恩田理沙と似たようなものでした。
武器はあれどもほとんど使わえずなところが同じ。
個人的にはセバスチャンみたいに、常時ナイフでスニークキルできればもっと良かったかな。
敵で一番厄介だったのはライトウーマン。
こいつとの隠れんぼ&鬼ごっこで何度死んだことか。
初めてみた時は頭のライトを振り回して殴りかかってくるのかと思ってたけど、即死攻撃が意外だった。
この敵のお蔭で、今回はサイレントヒル2以降と似た雰囲気も味わえるようになってるので、今回のDLCは割と本編より妖しい感じが増してます。
ゲームとしては、隠れんぼなゲーム好きな人には楽しめるんじゃないかな。
でも、そういうのが苦手な人でも、少なくともSIRENよりは易しい作りになってるので「どーしてもクリアできない!」ってことはないかと思います。
ただし、ライトウーマンから逃げ回る場面では死亡回数増えると思います。
で、ここからはストーリーのネタばれ。
今回、本編のチャプター2の場面から始まったのが意外でした。てっきりビーコン精神病院でマルセロとレスリーに出会うところを描くのかと思ってたので。
ていうかキッドがニキータ(どっちかというとリメイク版のアサシンと近い)ばりの過去を持ってたとは。キッドのお母さんもSTEM実験の被検体となってしまったんだろうか。
…ん?キッドって幼少期と両親の記憶がないんじゃなかったっけ?なんで今回はあるの?
それと、チャプター2の場面から突然STEMのワクチン打つまでの過去が導入されたり、モブの人の顔や声がモヤモヤ~と表現されてたりしてたけど、あれはキッドの脳内の断片化された記憶を表現してるんだろうか。
映画でいえば「21グラム」の演出方法と同じ?
ジョセフやコネリーはホーンテッド化しても喋れたんですね。よく考えればセバスチャンもホーンテッド化した時はキッドに「逃げろ」みたいなこと言ってたけど。
しかしジョセフの「お前の正体を知っている」というのは、ルヴィクの言葉を代弁してるのか、それとも拉致される前~STEMに繋がれる寸前にキッドの正体が分かってたのか。謎です。
※…と思ったけど、キッドの「どうしてこんなことさせるの!」というセリフからして、組織がジョセフを操ってたか、幻聴を聞かせてたのかも。
レスリーは、もう早い段階からルヴィクになったりすることがあったんですね。可哀相に…。
ルヴィクの目的のひとつである新しい体を手に入れるため、そしてSTEMから抜け出すだめにレスリーが必要だということは確定したけど、「ラウラを生き返らせる」と、今回新たに分かった「連中が支配しているものを壊す」というのは、いまだ明かされませんね。
STEMをワイヤレスにするのを考えたのがマルセロだったようなので、ルヴィクの考えるラウラを生き返らせる方法は他にあるってことなんでしょうけど…。
やっぱり現実で思考を具現化させることができるのかな、ルヴィクのSTEMって。
にしても、謎の組織「メビウス」がSTEMシステム使って何したいのか、いまいち謎ですね。
個人的に宗教絡みかなと思ってたんだけどなー。
コンセクエンスの予告編みたいなものは、色々と意味深なこと言ってましたね。
セバスチャンとジョセフらしき人物のせりふって、あれは拉致される前の時のものなんでしょうか。
マルセロっぽいのやメビウスの人物っぽいせりふは…ルヴィクに向かって言ってる感じかな。
コンセクエンス、楽しみです。全ての謎が解き明かされますように。
ただ、本編やDLCのストーリーを、STEM内で何度も何度もループしているっていうオチだけはやめてほしいなあ。
そんなのは救いようがないので。