「28日後…」の続編。
今回は、高校生の女の子と小学生の男の子の二人姉弟が主人公です。
前作は主人公が自己中なだけで、それ以外の人物はまともな人達だったのですが、今作は登場人物全員が自己中でした。
しかも軽率っぷりがグレードアップ。
あえて主人公を自己中にしたと思わせる前作とは違い、今回のは話が不味くて結果的に登場人物が阿呆になっちゃった感じです。
もしかしてこのシリーズは、主人公が余計なことして皆を窮地に陥れるパターンが恒例となったのでしょうか?
ラストの様子だといかにも続編が作られそうだけど、次作であのうざさが更にパワーアップしたらと思うと…。
感染者の行動理由も、前回に引き続きよく分かりませんでした。
彼らは感染させたいために人を襲うのか、食べたいために襲うのか、どっちなんだろう。
前作では人間の肉に食らい付く描写はなかった気がするけど…。
あんまり自分の力で窮地を脱することをしなかった姉弟よりも、彼らのパパを主人公にしたほうがよっぽど良かったんじゃないかなあ。
ストーリー的にも役者の華的にも。
演じてるのがロバート・カーライルだから、観る前はてっきりパパが主役なんだと思ってました。